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経済
金融

2019年11月8日

中銀が政策金利据え置き、3会合連続

 
 マレーシア中央銀行は11月5日、定例の金融政策決定会合の結果、翌日物政策金利(OPR)を3.00%に維持すると発表した。据え置きは3会合連続。ただし世界経済の成長ペースが鈍化しているとし、金融緩和姿勢を維持するとしている。
 
 中銀は今年5月に政策金利を3.25%から0.25ポイント引き下げて約3年ぶりの利下げに踏み切った。米中貿易摩擦などで国内経済成長の下振れリスクが高まる中、利下げにより景気刺激を図った。
 
 中銀は現在のOPRが経済活動の活性化を後押しする水準にあると説明。ただしこの先も経済成長とインフレのバランスに注視するとしており、将来の利下げの可能性があることを示唆した。
 
(提供:亜州ビジネスASEAN

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