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不動産

2019年11月4日

アセンダスREIT、母体企業のキャピタランドからビジネス団地取得

 
 シンガポール最大にして初の上場不動産投資信託(REIT)のアセンダスREITは、キャピタランドから米国とシンガポールにある30のビジネスパークを16億6,000万Sドル(約1,322億円)で取得する。これでアセンダスREITが保有するビジネスパーク、サイエンスパークの資産価値合計は54億Sドル(約4,299億円)になり、全保有資産(128億Sドル:約1兆190億円)の42%を占める。
 
 買収対象の米資産は28のビジネスパークで、ノースカロライナ州都のローリー、ポートランド、サンディエゴにある。いずれもハイテクセンターで、延べ床面積の合計は31万平方メートル。シンガポールの資産はバイオポリスにあるビジネスパークのニュークレアスと、パシル・パンジャンのサイエンスパーク2にあるFMグローバル・センターで、床面積の合計は5万平方メートル。
 
 入居率は全20資産の平均で94.6%。リース契約の残存期間は6.9年と長い。初年度のリターンは6.3%を見込んでおり、アセンダスREITの1口当たり配当は従来の16.035セントに対し16.136セントが期待できるという。
 
 これでキャピタランドが今年処分した資産は52億Sドル(約4,140億円)と、年間目標額(30億Sドル:約2,388億円)を超えた。キャピタランドは東南アジア最大の不動産開発業者。アセンダスREIT最大の投資口保有者で、同REITの運営会社の支配株も保有している。

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