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経済
建設

2019年11月1日

ウッドランズとジョホールバルを結ぶ快速鉄道、実施が決定

 
 シンガポール北部のウッドランズとマレーシア・ジョホールバルのブキチャガルを結ぶ全長4キロの快速鉄道(RTS)計画について、マレーシア政府は遂行の方針を固め、シンガポール側に通知した。マレーシアのマハティール首相が10月31日、ジョホールバルの税関・入管・検疫施設を訪問した際の会見で発表した。
 
 RTS計画はマハティール政権が誕生する前の昨年1月、締結された。しかしマレーシア政府は、前政権の負の遺産で国が巨額の債務を抱えていることが分かったとし、事業見直しのため協定実施の延期をシンガポールに要請していた。
 
 事業費は当初、49億3,000万リンギ(約1,278億円)とされたが、マレーシア政府は31億6,000万リンギ(約819億円)への削減を提案し、実務レベルでの交渉を現在、両国間で進めているという。マレーシアはRTSのジョホールバルでの建設地、ブキチャガルの土地所有者・開発者を事業に組み入れることで土地代負担をなくす方法を編み出し事業費を削減した。
 
 RTSはシンガポールのMRT(地下鉄・高架鉄道)と同様のシステム。輸送能力は片道1万人(ラッシュ時)で、シンガポールに通勤するマレーシア人の利便性が高まり、連絡橋の交通混雑緩和に貢献する見通しだ。

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