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航空

2019年11月1日

シンガポール航空とマレーシア航空が提携、共同運航を拡大

 
 シンガポール航空(SIA)とマレーシア航空(MAS)が広範な提携で合意し、契約を交わした。シンガポールの旅客は多数のマレーシアの都市を容易に訪問することができるようになる。マレーシアの旅客はチャンギ空港経由でSIAの多様な路線ネットワークを利用できるようになり、シンガポールの航空ハブとしての地位強化が期待できそうだ。
 
 合意によると、両社は共同運航路線数を増やす。現在はシンガポールとクアラルンプール、コタキナバル、クチン、ペナンとの線で運航しているが、ランカウイ線や、マレーシアと欧州、南アフリカを結ぶ線にも拡大する。また、今回の合意には、SIA子会社のシルクエアーとスクート、MAS子会社のファイアフライも含まれる。
 
 MASは経営難の状態が長く続いており、ほかにMASに関心を示す航空会社はなく、「今回の合意はMASにプラス」(航空業アナリストのシュコル・ユソフ氏)だという。
 
 両社は相互の協力で生み出した利益を、あらかじめ合意した配分率で分け合うレベニューシェアでも原則合意した。競争ではなく協力の姿勢を強調したものだ。協力強化で格安航空に対抗する狙いがありそうだ。

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