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経済
金融

2019年10月24日

太陽光発電を推進、UOBが開発業者から利用者まで3タイプの融資

 
 シンガポール系大華銀行(UOB)は10月22日、太陽光発電の普及に貢献するため新たな融資計画「ユー・ソーラー」の提供を開始すると発表した。ウィー・イーチョン最高経営責任者(CEO)は声明で、経済、社会の健全な発展に貢献すると表明。ユー・ソーラー計画の導入は東南アジアでマレーシアが初めてとなる。
 
 太陽光発電のERSエナジー、プラスソーラー、ソーラーベストとの提携事業で、UOBはプロジェクト開発業者には融資と現金管理サービスを提供する。太陽光システムの設計・設置業者には、入札保証、信用状、契約履行保証状、運転資本融資を行う。
 
 ソーラーパネルを宅内に設置する企業、個人には、設置・運営・保守のための融資を行う。ウェブサイトを通じ、開発業者、設置業者と、企業など末端利用者とをつなげる役割もUOBは果たす。
 
 ソーラーパネルを設置する企業は政府のグリーン技術融資計画に基づき、税控除を受けられる。(ニュー・ストレーツ・タイムズ、10月23日)

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