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経済

2019年10月10日

コリビング方式のホテル、チャイナタウンで開業

 
 バリ・タイ、ストリーツなどのレストランを経営するカトリーナ・グループはチャイナタウンでコリビング方式のホテル「STシグナチャー・チャイナタウン」を開業した。
 
 部屋はシングル、ダブル、トリプルの3種、計40室で、利用料は1泊60~200Sドル。シャワー・洗面台など浴室は共有。宿泊客が料理のできるキッチンを備えており、ほかの宿泊客と食事を一緒にすることができる。交流、コワーキングのスペースもある。コリビングはシェアハウスと異なり、運営業者が施設全体を一括管理し、宿泊以上のサービス、便益を提供するのが特徴。
 
 ホテルの管理に当たるン・シンファン氏は「交通の便が良いため、便利さを求める出張客にとり理想的」と語った。
 
 カトリーナはこの先1年以内に、STシグナチャーのブランドでさらに4軒、コリビングホテルをシンガポールで開業する。うち1軒はタンジョン・パガー。チャイナタウンのホテルではチャットプラットフォームを開設しており、客は部屋の予約、セルフ方式でのチェックイン、チェックアウトがオンラインで可能だ。宿泊客同士が連絡を取るのにも使える。
 
 カトリーナはコリビングホテル参入のため昨年12月、サービスアパート経営のストレーツ・オーガニゼーションからサービスアパート600室を買収していた。

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