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日系企業・社会

2019年10月9日

トーヨータイヤ、ペラの工場新棟が稼働

 
 TOYO TIRE(トーヨータイヤ)は10月7日、ペラ州タイピンの工場で新棟が完成し、生産を開始したと発表した。乗用車用タイヤ換算で年間480万本を生産可能な施設で、まず240万本分の生産設備を導入。ピックアップトラック用やスポーツ多目的車(SUV)用など大口径タイヤの供給体制を強化する。
 
 現地法人のTOYO TYREマレーシア(TTM)が既存工場棟の隣接地に建設した。第1段階として240万本の生産設備を導入し、年産能力を既存棟の500万本と合わせて740万本に増強。将来は2棟合計で980万本まで引き上げる。新棟への総投資額は210億円に上る。
 
 タイピンの工場は敷地面積48万5000平方メートル。2013年5月に操業を開始し、乗用車用や小型トラック用などのラジアルタイヤを製造している。製品は東南アジアや北米、欧州、日本などに供給する。
 
(提供:亜州ビジネスASEAN

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