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2019年10月7日

2つのREITが合併、アジア太平洋最大のホスピタリティートラストに

 
 サービスアパート(中長期滞在型賃貸住宅)を資産とするアスコット・レジデンス・トラスト(ART)と、ホテルを資産とするアセンダス・ホスピタリティー・トラスト(A-Hトラスト)の合併が認可され、アジア太平洋地域で最大のホスピタリティー信託が誕生した。資産額は計12億Sドル(約930億円)で、世界では8番目という規模。
 
 ARTの親会社は不動産最大手の政府系キャピタランド、A-Hトラストの親会社も政府系アセンダス・シングブリッジで、キャピタランドによるアセンダス・シングブリッジ買収が6月末に成立したことから、同REIT(不動産投資信託)の合併が実現した。キャピタランドが買収提案を発表した直後から、ARTもA-Hトラストとの合併に向け作業を開始しており、7月3日に合併が発表されるという速さだった。
 
 ARTを運営するアスコット・レジデンス・トラスト・マネジメントのベー・シューキム最高経営責任者(CEO)によると、A-Hトラスト買収で保有資産額は33%増の76億Sドル(約5,888億円)になり、配当は2.5%増える。資産が増加することで10億Sドル(約775億円)を借り入れる能力が生じ、合併REITはFTSEの指数に加えられる可能性もある。これまでより低い金利で資金を調達できるようになり、事業拡大が容易になるという。
 
 保有資産はアジア太平洋、欧米など15カ国に88件ある。

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