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2019年10月7日

日本酒の日を祝うイベント「KANPAI 2019」開催、地方活性化を後押し

 日本酒の日の10月1日*、シンガポールで日本を世界へ伝える英語媒体「OISHII」を発行するメディアジャパン社主催の「KANPAI 2019」が開催された。2014年に始まったこの催し、今年で6回目となる。
 

 

 グランド・コプソーン・ウォーターフロント・シンガポールで開催されたイベントには、約120人が来場。今年は山口、長野、福島、愛知、北海道、新潟などの各地から日本酒が約350本、また抹茶や鰻などの日本食や浴衣に加え、NTTドコモのブースが参加するなど幅広い業種の出店者でにぎわった。
 

 

 響屋シンガポールの和太鼓パフォーマンスで盛大に幕を開けたあと、約50名が集まった山口県とのライブ中継を通じて一斉乾杯。参加者は、同ホテルのシェフ、ミルコ・ヴィンチ氏がアレンジしたイタリア料理+シンガポール料理、鰻や味噌を使ったピザなどと日本酒のペアリングに舌鼓を打った。
 
 当日はメイン会場だけではなく、サブ会場の「茜レストラン(日本人会)」「居酒屋ににんがし」「富寿司 越後亭」「Tommy’s Sake Bar」「つくね一期」「昭和歌謡おでん酒場 絢」でも日本酒の日を祝うイベントが同時開催。
https://www.asiax.biz/event/51372/ 
 
 メディアジャパンの内藤剛志社長は「回を重ねるごとにシンガポール人の参加者数が増えています。日本への旅行客増加の影響か、年々日本酒に対する関心も高くなってきている。これからも日本酒、日本食文化を通して、日本の地方を盛り上げに微力ながら貢献していきたい」と話した。
 
 *日本酒の日とは
  新米で酒造りを開始するのが10月。また12種の動物にたとえられている十二支で10 番目にあたる「酉」は、「トリ」と読みますが、元来壷(つぼ)の形を表す象形文字は、酒を意味しています。もともと、昔から蔵元のあいだでは10月1日を酒造りの元旦として祝う傾向があり、日本酒に関係の深いこの日を日本では「日本酒の日」としています。

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