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経済

2019年10月3日

高級車輸入のMQカーズ、電気バス製造へ

 
 高級車の輸入販売を手掛けるメダン・クオンタム(MQカーズ)は、電気バスの製造に乗り出す。ハミズ・カイリリ社長が明らかにしたもので、初期投資額は2000万リンギ(約5億1600万円)。部品の現地調達率は100%を目指し、バスは輸出する。ニュー・ストレーツ・タイムズが伝えた。
 
 組み立てロボットやコンピューター、ハイテク機械、研究開発(R&D)、人材に資金を投じる。開発責任者にはボッシュやBMW、ボルボ、マクラーレンなどで幅広い経験を積んだラスティン・タムシル氏が就任。バスのシャシーからバッテリー、モーター、その他部品の開発を自社主導で手掛ける。
 
 電気バスの製造計画を発表するのはこの1週間で2社目。先月26日にはGETSグローバルが、来年3月から電気バスを製造すると発表した。まずは50台生産し、1台当たり200万リンギで販売するとしている。
 
 MQカーズは2006年設立。高級車を輸入販売しており、国内にショールームを4カ所構えている。
 
(提供:亜州ビジネスASEAN

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