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経済

2019年10月2日

ブギスで大型不動産開発のグオコランド、隣接地を取得

 
 不動産開発業者のグオコランドは、ビーチ・ロードとオフィル・ロチョー地域で建設を予定している大型開発業「グオコ・ミッドタウン」の隣接地を国有地入札で落札した。価格は8億Sドル(約624億円)。
 
 落札した国有地には住宅を中心に建設する。MRT(地下鉄・高架鉄道)ブギス駅真上の土地(面積3.2ヘクタール)で、ミッドタウンに加え住宅を含む複合施設を建設することで、ブギス駅周辺の景観を一新する事業となる。土地面積はこれまでより50%増加し、建設可能な床面積は150万平方フィート増加する。事業完成は2022年の予定。
 
 地下2階の商店街がブギス駅と直結するミッドタウンでは、33階建ての家族向け住宅棟「ミッドタウン・ベイ」を建設する。1~3寝室の住宅を219戸、価格は1寝室の住宅が138万Sドル(約1億円)から。
 
 タン・クイー・ラン・ストリート沿いの地階部分は公共スペースとし、飲食店や小売店を配する。また、ミッドタウンには入居者、ミッドタウン・ベイ居住者向け会員クラブを設立し、オフィス、交流スペース、会議室を整備し、交流や仲間づくりに役立ててもらう方針だ。

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