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経済

2019年9月26日

人口は1.2%増の570万人、非居住者が30%

 
 統計局は9月25日、6月時点の人口(外国人在留者を含む)は570万人で、昨年より1.2%増加したと発表した。うち国民が350万人、永住者が53万人だった。残りは外国人労働者、留学生ら非居住者で168万人(全体の30%弱)だった。外国人労働者のうち、低技能就労査証の労働者が41%を占めた。
 
 市民(国民と永住者)の増加率が0.8%だったのに対し、非居住者は2%で、外国人の雇用が2万2,000人増加したことによる。サービスと建設での就業が多かった。昨年、一昨年は外国人労働者の就労数が減少したことと対照的だ。
 
 市民の年齢別人口分布では、年齢20~64歳が63.1%(09年は64.4%)、65歳かそれ以上が16%(同9.9%)だった。2014年から18年にかけ市民として生まれた子どは年平均3万3,000人で、09年から13年の平均(3万1,400人)を上回った。18年の新生児は3万2,413人。
 
 市民の結婚数(結婚当事者の双方または片方が市民の結婚)は14~18年が年2万4,000組、09~13年が2万1,900組。市民の結婚、出生が増加していることを専門家は歓迎しており、これが持続できるかは、結婚を若者が望む環境作りにかかっているとした。
 
 昨年、市民権を与えられた人は2万2,550人、永住権を与えられた人は3万2,710人で、ほとんどが40歳以下だった。これら移民が高齢化、出生率低下の抑制に貢献している。

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