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日系企業・社会

2019年9月18日

Jパワー、IPP最大手マラコフと戦略提携

 
 電源開発(Jパワー)は9月13日、マレーシアの独立系発電事業者(IPP)最大手マラコフ・コーポレーションと戦略提携に関する覚書(MOU)を交わし、新規案件の共同開発の検討などを進めると発表した。同国や周辺国での新規案件開発に取り組み、海外発電事業を推進する。
 
 Jパワーが持つ水力、火力、再エネルギーの各発電分野の技術力と、マラコフの持つ同国と周辺国の発電・造水分野での強みや経験を融合し、共同開発を目指す。また、Jパワーからマラコフへの技術サービスの提供など、ほかの面での協力に関する枠組みも定めた。
 
 マラコフは、マレーシア国内に持ち分出力5910メガワット(MW)の発電設備を所有。また、中東・北アフリカなど海外各地で発電・造水プロジェクトに出資している。
 
 Jパワーは2025年度までに海外の持ち分出力を1万メガワット(MW)に引き上げる目標を掲げている。
 
(提供:亜州ビジネスASEAN

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