日産自とタンチョンの販売合弁、契約を1年延長

 
　マレーシアの自動車組み立て・販売大手タンチョン・モーター・ホールディングスは9月10日、日産自動車とのベトナム販売合弁事業について、合弁契約が来年9月30日まで1年延長されると発表した。日産自側から合弁解消を通知されていたが、その後の交渉で延長が決まった。
 
　合弁会社の日産ベトナムには、タンチョンが74％、日産自が26％を出資。日産自の完成車や交換部品の輸入販売を手掛けている。日産自は昨年12月、合弁契約を今月10日付で解消するとタンチョン側に通知した。ただ、タンチョンは合弁解消の回避に向けた交渉を進めると表明。今月6日になって両社は延長に合意した。
 
（提供：亜州ビジネスASEAN）