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経済

2019年9月11日

ロッテケミカル・タイタン、米石化工場を稼働

 
 韓国化学大手ロッテケミカル傘下のロッテケミカル・タイタン・ホールディングは、グループ会社のロッテケミカルUSAがシェールガスを原料に使用する石油化学コンプレックスを米ルイジアナ州で稼働させたと発表した。総投資額は31億米ドル。エチレンとモノエチレングリコールを生産する。
 
 年産能力はエチレンが100万トン、モノエチレングリコールが70万トン。韓国企業が米国で石化コンプレックスを建設・稼働するのは初めてという。新工場の稼働により、ロッテケミカルのエチレン年産能力は全体で450万トンに拡大。韓国最大、世界7位の規模になるという。
 
 ロッテケミカルUSAには、ロッテケミカル・タイタンが40%、ロッテケミカルが60%を出資。今回のモノエチレングリコール事業はロッテケミカルUSAが全額出資し、エチレン事業は同社が88%、米企業が12%を出資する合弁で行う。
 
(提供:亜州ビジネスASEAN

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