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経済

2019年9月2日

緑道を新設、3つの主要公園間の往来が快適に

 
 国土開発省はブキティマ水路と並行して、ブキティマ旧鉄道駅とガーデンズ・バイ・ザ・ベイ間に全長11キロの新緑道「ブキティマ/ロチョー・グリーン・コリドー」を建設する。
 
 ブキティマとジュロン・レーク・ガーデンズ間の緑道は既に整備済み。ブキティマとガーデンズ・バイ・ザ・ベイ間にはシンガポール植物公園があり、この整備により、シンガポールを代表する3つの公園が緑道で接続されることになる。
 
 新緑道の第1期はブキティマ/ダニアンロード間の1.4キロで、回廊式の高架道路。木を植え川辺に雨林を形成する。着工は2021年の予定。ローレンス・ウォン国土開発相によると、将来的に新緑道をカラン・リバーサイド公園まで延伸することを計画している。
 
 北部ウッドランズと中心街のタンジョン・パガー間に敷設されていたマレー鉄道の線路も再整備が行われており、ほぼ中央に位置する旧ブキティマ駅には果樹園、休憩所、遺産陳列室を整備する。荒廃している旧駅舎は、軌道、トラス橋とともに復元する。1930年代の建造で2011年に廃線になって以来、放置されたまま。鉄路、そのほかの鉄道設備も取り除かれており、残った駅舎と鉄骨製トラス橋が観光スポットになっている。

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