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経済

2019年8月28日

冷延鋼に暫定AD税、日本製など4カ国対象

 
 貿易産業省は8月27日、日本や中国など4カ国から輸入する冷延鋼板(CRC)の一部に対し、暫定的な反ダンピング(AD)税を課す仮決定を下したと発表した。幅1300ミリメートル超のCRCが対象で、税率は最大26.39%。ブリキ原板(TMBP)や自動車用など一部は除外する。国営ベルナマ通信が伝えた。
 
 輸入品が国内メーカーに打撃を与えているという地場マイクロン・スチールの訴えを受け、同省は3月末に当該製品のAD調査を開始。その結果、暫定AD税を課して調査を継続する十分な証拠があると判断した。日本と中国のほか、韓国、ベトナムからの輸入品も対象。同日から120日間を課税の期限とし、同省はその間、AD調査を続ける。
 
(提供:亜州ビジネスASEAN

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