シンガポールのビジネス情報サイト AsiaXニュースTOP自動車サービス満足度、三菱自が連続首位=JDパワー

経済
日系企業・社会

2019年8月19日

自動車サービス満足度、三菱自が連続首位=JDパワー

 
 米調査会社JDパワーが発表したマレーシアの自動車サービス満足度(CSI)調査の2019年版で、三菱自動車が791点(1000点満点)で2年連続の首位だった。全8ブランドの平均は761点で、前年の754点から7点上昇した。
 
 調査では「サービスの質」「入庫時対応」「店舗施設」「納車」「サービス担当者」の項目別に、販売店のアフターサービスに対する顧客の満足度を調べ、総合的に分析した。今回は17回目の調査で、16年2月〜18年6月に新車を購入し、正規ディーラーやサービスセンターで18年2月〜19年6月にサービスを受けた2644人を対象に実施した。
 
 今回の調査では、多くの項目で改善がみられた。うち一つが定期点検に関するもので、80%の回答者が定期点検に「満足」と答え、前年の75%を上回った。また定期点検中に担当者から車の状態について「説明を受けた」と答えた回答者は86%に上り、前年の74%を大きく上回った。ただ点検中の待ち時間については「2時間以内」が52%で、前年の62%から下がっており、「2時間以上」と答えた顧客の評点は低かった。
 
 メーカー別では首位の三菱自に続きトヨタが788点で2位。3位はマツダの785点、4位はホンダの768点だった。上位5位は日系で、5位の日産自動車は平均点と同点の761点だった。6位はフォルクスワーゲンで755点、地場系のプロドゥアとプロトンは752点、747点でそれぞれ7位と8位だった。
 
(提供:亜州ビジネスASEAN

おすすめ・関連記事

シンガポールのビジネス情報サイト AsiaXニュースTOP自動車サービス満足度、三菱自が連続首位=JDパワー