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経済

2019年8月16日

7月のインフレ率1.4%、前月からやや低下

 
 マレーシア統計局は14日、2019年7月の消費者物価指数(CPI)が121.5(2010年=100)となり、前年同月から1.4%上昇したと発表した。上昇は5カ月連続。ただ13カ月ぶりの高水準となった前月の1.5%からは伸びが鈍化した。生鮮食品と政府による価格統制品を除くコア指数は2.0%と、前月の1.9%から伸びが加速した。
 
 12品目のうちプラスとなったのは10品目。上昇率は家具・家庭用品(3.3%)が最も高く、これに食品・非アルコール飲料と娯楽がともに2.4%が続き、その後はアルコール飲料・たばこ(2.3%)、通信(2.1%)の順に高かった。マイナスだったのは運輸(マイナス2.1%)と衣類・履物(マイナス1.1%)で、下げ幅は運輸で前月から縮小したものの、衣類・履物は拡大した。
 
 CPIは前月比で0.1%上昇。12品目のうち7品目がプラスだった。最も伸びが高かったのは雑貨で0.4%。横ばいはアルコール飲料・たばこや住居・水道光熱費など3品目で、マイナスは衣類・履物(マイナス0.4%)など2品目だった。
 
 19年1〜7月のCPI上昇率は前年同期比で0.3%。最も伸びが高かったのは住居・水道光熱費の2.0%だった。一方、最も下げたのは運輸のマイナス3.8%だった。
 
(提供:亜州ビジネスASEAN

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