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経済

2019年8月12日

LRT3号線のエレベーター設置業者、受注額7割減へ

 
 電機設備の設置などを手掛けるEITAリソーシズは、LRT(軽量高架鉄道)3号線の駅構内にエレベーターとエスカレーターを設置する業務で、受注元の建設大手マレーシア・リソーシズ・コープ(MRCB)から契約額を減額するとの通知を受けたことを明らかにした。既に受注契約を交わしているが、当初の1億9507万リンギ(約49億円)から6745万リンギに65.4%減額される。ザ・エッジ・マーケッツなどが8日付で伝えた。
 
 EITAリソーシズは昨年2月にこの案件を2億リンギ近くで受注。ただその後の総選挙で政権に就いたマハティール陣営が財政再建に向けて大型案件の費用削減を打ち出す中、LRT3号線の工費も47%カットされて166億リンギとなり、この流れでEITAリソーシズの契約額も減額となった。工事内容がどの程度縮小するかは伝えられていないという。
 
 LRT3号線は、クアラルンプール近郊のバンダーウタマとクランをつなぐ全長37キロメートル(20駅)の路線。2024年の開業を目指している。
 
(提供:亜州ビジネスASEAN

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