シンガポールのビジネス情報サイト AsiaXニュースTOP東海岸鉄道の土木工事、4Qに入札実施

経済

2019年8月7日

東海岸鉄道の土木工事、4Qに入札実施

 
 財務省傘下のマレーシア・レール・リンク(MRL)は8月2日、中国の支援で進められる東海岸鉄道(ECRL)建設案件の土木工事に関する入札を今年第4四半期に実施すると発表した。ザ・スター・オンラインが伝えた。
 
 先に行われた入札資格審査には1321社が応募。MRLと中国交通建設(CCCC)が応募企業の経験や財務状況、技術力、人材、設備などをもとにスクリーニングを行い、331社に絞り込んだ。スクリーニングをパスした企業には今月末にも通知が送られる。
 
 ECRLの総事業費は440億リンギ(約1兆1150億円)。建設コストをめぐるCCCCとの再交渉で、コストを当初より3割引き下げて進めることが今年4月に決まった。総延長は648キロメートル(20駅)。最初の入札対象は、マレー半島中部パハン州メンタカブから東部トレガンヌ州ドゥングンの区間(223キロメートル)の土木工事。ドゥングンから東海岸を北上するコタ・バルまでの区間と、クアラルンプールからメンタカブまでの区間の入札は、要件が固まり次第行う。ECRLの完成は2026年を目指している。
 
(提供:亜州ビジネスASEAN
 

おすすめ・関連記事

シンガポールのビジネス情報サイト AsiaXニュースTOP東海岸鉄道の土木工事、4Qに入札実施