プロトンの7月販売、6％増の8.6千台

 
　DRBハイコム傘下の国産車メーカーであるプロトンは、2019年7月の販売台数が前年同月比6％増の8590台だったと発表した。市場シェアは16.5％。リ・チュンロン最高経営責任者（CEO）は、19年通年のシェアは15％となり、15年以降で初めてシェア2位を獲得できると自信をみせている。
 
　7月の伸び率は6月の23％増から鈍化した。ただ18年6〜8月がタックスホリデーで比較対象が高い中、7月は全メーカーの中でプロトンだけが前年同月比でプラスになったという。
 
　1〜7月の販売台数は5万2269台で、前年同期から47％増加。18年末に発売した同社初のスポーツ多目的車（SUV）「X70」の売れ行きが良く、販売台数は1万7023台に上った。また小型セダン「サガ」も伸びており1万7722台、小型セダン「ペルソナ」は1万34台、小型ハッチバック「アイリス」は3035台などとなっている。
 
　リCEOは、アイリスの販売台数が約50％伸びているとした上で、消費者がプロトンブランドへの信頼を寄せていると感触を述べた。
 
（提供：亜州ビジネスASEAN）