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経済

2019年7月22日

CABチャカラン、インドネシアで養鶏場建設へ

 
 養鶏を手がけるCABチャラカンは、インドネシアの財閥サリム・グループと同国で養鶏場を建設する。建設認可をこのほど現地当局から取得しており、今年第4四半期に着工する。ザ・スター・オンラインが伝えた。
 
 合弁会社は設立済みで、CABチャカランは現在10%を出資。次第に持ち分を引き上げ、将来は30%とする。まずは飼料工場や食品工場などを併設した養鶏場を2年かけて建設。その後3年かけて規模を拡大する。フル稼働すれば、CABチャラカンの売上全体の30〜40%をインドネシア事業が占めるとみている。
 
 同社はマレーシアで今年、養鶏場や小売店の拡充に3000万リンギ(約7億9000万円)を投じる。生産能力を15%引き上げるとともに、販売網も拡充する計画だ。またシンガポールやマラッカにある食品加工工場の拡張も行うとしている。
 
 クリス・チュアウ社長は今年の国内鶏肉市場について、上半期は販売価格が1キログラム当たり4リンギ以下に低下したが、現在は4.9リンギに戻していると説明。今後は価格が安定するとみている。
 
(提供:亜州ビジネスASEAN

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