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2019年7月11日

一帯一路で中国企業の投資加速、製造業は5年で4倍に

 
 中国政府が広域経済圏構想「一帯一路」を打ち立てて以降、中国企業によるマレーシアへの投資が増えている。バイ・ティアン在マレーシア中国大使によれば、過去5年で製造業への投資は4倍に増加。過去3年連続で外国直接投資(FDI)規模が国別最大になっている。ザ・サン・デイリーが8日付で伝えた。
 
 一帯一路構想が始動して以降、中国によるマレーシアへの投資は昨年末までに422件に上り、これによる雇用者数は約7万3000人となっている。バイ大使がマレーシア・中国展望フォーラムで述べたもので、時間が経過するにつれ、一帯一路をベースにした両国関係は深まるだろうと話した。
 
 同大使は、国産車メーカーであるプロトンが吉利汽車集団と資本提携してから1年で黒字転換したことなど、両国企業の協力がもたらした成果を紹介。またそれぞれの国に相手国側企業が運営する工業団地(パハン州のマレーシア・中国クアンタン工業団地と広西チワン族自治区・欽州工業団地)を整備したことなどを挙げ、一帯一路の成果として紹介した。
 
(提供:亜州ビジネスASEAN
 

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