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電力
経済

2019年7月10日

キャピタランド所有の工業ビル、セムコープがソーラーパネル整備

 
 コングロマリットのセムコープ・インダストリーズは、不動産デベロッパーのキャピタランドが所有する複数の工業ビルの屋上にソーラーパネル2万1,240枚を設置し電力を生産する。両社が共同で発表した。不動産開発会社が所有する建物屋上における設置面積で国内最大。両社とも政府系企業。
 
 セムコープがパネルを設置、所有、運営し、電力は当該建物で利用される。余剰電力は送電網に供給される。設置、運営でキャピタランドに金銭負担は生じない。
 
 設置対象のビルは6つで、所在地はチャンギ・ビジネスパーク、セノコ、ペンジュル・レーン、ロジステクなど。キャピタランドの工業不動産投資信託(REIT)部門、アセンダス・リアル・エステート・インベストメント・トラストが所有している。
 
 ソーラーパネルの発電能力は年間1万292メガワット時で、4室の公営住宅(HDBフラット)2,300戸の電力需要を賄えるだけの量だ。二酸化炭素削減量は年430万キロで、5万2,000本を植樹したのと同じ効果がある。
 
 キャピタランドはまた、仏系クレディ・アグリコル、ソシエテ・ジェネラル、ナティクシスの3銀行から3億Sドル(約240億円)の協調融資を受けたことを発表した。環境良化に役立つ事業に主に用いる。持続可能性に連動した貸付金で、環境、社会、統治面でキャピタランドに一定の成果があると金利が下がる仕組みだ。

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