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2019年6月24日

サッカーW杯、ASEANが地域として誘致へ

 
 タイのプラユット首相は、東南アジア諸国連合(ASEAN)首脳会議の記者会見で、ASEANが共同で、2034年に開催の国際サッカー連盟(FIFA)ワールドカップ(W杯)を誘致すると発表した。
 
 W杯は4年ごとの開催で、アジアでの開催は2002年の日韓共同開催のみ。プラユット首相は「誘致に成功すれば加盟国指導者はW杯主催を支持する」と語った。
 
 域内の人口は6億4,000万人で、サッカーファンは多い。しかしナショナルチームはどこも世界レベルでは弱く、予選大会を勝ち抜いて本大会に出場したチームはない。加盟国から選手を選抜してASEANチームを結成するか、地域機構としての誘致が可能かなどは今後の課題だ。
 
 かねてから誘致を提案してきたタイ・チェンマイ大学のフアディ氏は、地域的政府間機構が主要なスポーツイベントを主催する初のケースになると意欲を示した。

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