5月の新車販売、4割増の6.1万台

 
　マレーシア自動車協会（MAA）が発表した2019年5月の国内新車販売台数は、前年同月比41.4％増の6万780台だった。ラマダン（断食月）明け大祭に各社が販促を行ったことで大幅に伸びたという。前月比でも22％増えている。ザ・エッジ・マーケッツなどが20日付で伝えた。
 
　内訳は乗用車が前年同月比39％増の5万5914台で、5カ月連続の増加。商用車は76.2％増の4866台だった。
 
　一方、5月の生産台数は18.3％増の5万1482台。乗用車が19.5％増の4万8650台、商用車が0.5％増の2832台だった。
 
　1〜5月の販売台数は前年同期比12.7％増の25万3808台。乗用車が14.3％増の23万2362台、商用車が2.2％減の2万1446台だった。生産台数は前年同期比2.6％増の24万7951台となり、乗用車が3.1％増の23万1874台、商用車が3.4％減の1万6077台だった。
 
　協会は6月の販売について、営業日が少ないことから5月より落ち込むと見通している。
 
（提供：亜州ビジネスASEAN）