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経済
日系企業・社会

2019年6月13日

大阪で計画の統合型リゾート、ゲンティンが提案募集に登録

 
 日本におけるカジノを含む統合型リゾート(IR)開発では大阪が有力候補うちの1つで、1回目の提案募集(RFC)に対し、リゾート・ワールド・セントーサを運営するマレーシア系ゲンティン・シンガポールが応募した。ほかに、MGMリゾート、メルコ・リゾート、ウィン・リゾート、ラスベガス・サンズなど6社も登録したようだ。
 
 RFCでは、施設のコンセプトや規模、運営方針、治安悪化への対応策などを応募業者は提示する。秋頃に実施方針に基づく詳細事業計画の提案募集(RFP)が行われ、事業者評価を経て2020年春に事業予定者が決定される。
 
 日本政府は少なくとも8カ所にIRを誘致する意向で、20社・チームが関心を表明している。最も魅力があるとされるのは大阪を含む3カ所で、大阪での開業が最初になる見通しだ。
大阪市は22年4月頃、事業者に土地を引き渡し、24年度の開業を目指しているが、カジノ・接客ビジネスのコンサルタント、グローバル・マーケット・アドバイザーズなどによれば、立法手続きが遅れており、また工期も5年はかかる見通しのため、開業は26年か27年になるという。

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