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経済

2019年5月27日

MRT南北線に新駅、南北をつなぐ新線も検討=陸運基本計画

 
 2040年を見据えた新たな陸運マスタープラン(基本計画)が発表された。MRT(地下鉄・高架鉄道)南北線には新駅を2カ所増設する。北部ウッドランズと南部マリーナ・イーストをセンカン経由で結ぶ新線の事業化調査を行う。MRTとバスのスムーズな乗り継ぎを実現する総合運輸ハブを増設する。MRTでは1車両丸ごと優先席の客車を導入する。バス専用道路も整備する。
 
 ジャニル・プトゥチアリー運輸担当上級相の発表によると、南北線クランジとユー・ティー間にインターチェンジ駅を新設し、ダウンタウン線とつなぐ。工業団地開発機関、JTCの新団地とアグリ・フード・イノベーション団地からのアクセスが容易になる。
 
 チョアチューカンとブキゴンバ間にはブリックランド駅を新設する。キート・ホンやテンガーの住民を配慮した。
 
 2024年の全面開通が予定されているトムソン・イーストコースト線を延伸し、40年をめどにチャンギ空港まで乗り入れる。
 
 北部と南部を結ぶ新線計画では、センバワン、センカン、セラングーン・ノース、ワンポア、カランの住民が家から直接MRTを利用できるようになる。

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