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経済

2019年4月25日

3月CPIは0.2%上昇、3カ月ぶりプラス

 
 マレーシア統計局は4月24日、2019年3月の消費者物価指数(CPI)が121.1(2010年=100)となり、前年同月から0.2%上昇したと発表した。2カ月連続のマイナスから上昇に転じた。運輸はマイナスだったものの、原油価格の上昇に伴い前月から下げ幅が縮小し、これが全体のプラス転換につながった。
 
 CPI上昇率を品目別にみると、12品目のうちプラスとなったのは6品目。最も伸びが高かったのは家賃・水道光熱費で2.0%だった。次いで高かったのは教育で1.3%。これに酒・たばこが1.1%、外食・ホテルが1.0%、家具・家庭用品が0.3%で続いた。
 
 一方、マイナスとなった6品目のうち、最も下げ幅が大きかったのは運輸と衣類・履物でともにマイナス3.0%。ただ年初からの原油価格上昇に伴い、運輸は前月のマイナス6.8%から下げ幅が大幅に縮小した。次いで下げ幅が大きかったのは雑貨でマイナス2.0%。これに通信がマイナス1.1%、娯楽がマイナス0.4%、医療がマイナス0.2%で続いた。
 
 CPIは前月比で0.2%上昇。12品目のうち7品目がプラスで、運輸が2.6%で最も高かった。一方、通信、住宅・水道光熱費、外食・ホテルは前月から横ばい。マイナスとなったのは2品目で、食品・飲料がマイナス0.5%、娯楽がマイナス0.1%だった。
 
(提供:亜州ビジネスASEAN

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