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経済

2019年4月25日

ボイラーメック、隣国にパーム油工場向けボイラー工場

 
 バイオマス(生物資源)ボイラーを設計・製造するボイラーメック・ホールディングスは23日、インドネシアの東ジャワ州で工場用地を取得すると発表した。3万平方メートルの敷地を1566万リンギ(約4億2000万円)で現地企業から取得する契約を締結。パーム油生産量が世界首位のインドネシアで、パームオイルミル(パーム搾油工場)用ボイラーの工場を建設する。
 
 グループ100%出資の現地法人ボイラーメック・マニュファクチャリング・インドネシアが現地のマスピオン・インダストリアル・エステートから土地を取得する。この土地に工場を建設し、パームオイルミル用のボイラーを製造。インドネシア国内で販売する。これまでマレーシアから輸出していたが、現地生産することで輸送コスト削減や事業効率化を図る。
 
 ボイラーメックは2005年設立。クアラルンプール証券取引所に上場しており、パームオイルミルやバイオマス発電向けのボイラーを提供している。
 
(提供:亜州ビジネスASEAN

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