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経済

2019年4月18日

ジュエル・チャンギ・エアポートが開業、人気店では順番待ちの行列

 
 チャンギ国際空港に建設された10階建て商業施設のジュエル・チャンギ・エアポートが4月17日、開業した。開発に当たったキャピタランドにとっては、運輸拠点の隣接地における大型商業施設開発の能力を示す絶好の物件となりそうだ。
 
 延べ床面積は13万5,700万平方メートル。商業スペースは9万平方メートルで、アイオン・オーチャードとほぼ同じ。入居したテナントは280店で、うち25%はシンガポール初参入、または新たなコンセプトの店だ。シンガポール資本の店は半数近くを占めている。
 
 ジュエルを設計したのは著名建築家のモシェ・サフディ氏。ドーム型の建物で、前面には、光を通すが熱の室内透過を抑制する高機能素材を利用した。年間4,000万~5,000万人の利用を見込んでいる。うち60%はシンガポール住民を想定。
 
 飲食店で人気を呼んだのはニューヨーク発のファストフードレストラン、シェイクシャックで、常時200人ほどが行列を作った。台湾系ティーカウンターのジアレイでは12日の内覧会での開店以来、1日1,200杯を売ったという。
 
 タイガー・ビールは新コンセプトの店「タイガー・ストリート」を開設し、客の長い列ができた。

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