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経済

2019年4月16日

中国製紙大手の山鷹、サラワクに合弁工場建設へ

 
 サラワク州政府系のサラワク経済開発公社(SEDC)は、中国安徽省に本社を置く同国製紙大手の山鷹国際ホールディングスと合弁で同州ビントゥルに製紙工場を建設すると発表した。年産能力は200万トン。工場周辺に港湾や発電所、汚水処理場も建設する計画で、総額74億リンギ(約2013億円)の投資を予定している。ザ・スター・オンラインが15日付で伝えた。
 
 SEDCの代表やアバン・ジョハリ州首相らが先週に安徽省を訪れ、投資に関する覚書(MOU)を交わした。工場の建設地はサマラジュ工業団地で、2500人の雇用が予定されている。工事は2期に分かれ、第1期は来年の着工、2023年の稼働開始を予定。第1期の完成直後に第2期工事を開始する。原料には輸入古紙も利用する。
 
(提供:亜州ビジネスASEAN

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