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2019年4月12日

中国・衆安在線が東南ア進出加速、NTUCと提携

 
 中国最大のインターネット専業保険会社、衆安在線財産保険が東南アジア進出を加速させている。傘下企業を通じ、シンガポール保険大手のNTUCインカムと提携することが明らかとなった。衆安在線はその技術や経験を生かし、NTUCと共同でシンガポールのネット保険市場を開拓する。中国の複数メディアが11日伝えた。
 
 現地有数の総合保険会社と協力することで、衆安在線は海外事業のさらなる拡大を図る考え。同社は2018年8月、ソフトバンクグループ系ファンドと共同で海外市場の開拓に着手する方針を表明。海外事業を運営する新会社の衆安科技(国際)集団を立ち上げ、同新会社にソフトバンク系ファンドの出資を受け入れることを明らかにした。その一環として19年1月には、シンガポールの配車サービス大手グラブと合弁会社を設立する計画が明らかとなった。合弁会社を通じ、現地でネット保険プラットフォームを運営する。まずは19年上期にシンガポールでサービスを開始し、その後、他のエリアへも拡大していく方針。
 
 なお衆安在線は昨年5月の香港上場に先立ち、ソフトバンクグループ系のソフトバンク・ビジョン・ファンドから出資を受け入れた。ソフトバンクはグラブにも出資している。
 
 衆安在線は中国初のネット専業保険会社として13年に設立された。騰訊HD(テンセント・ホールディングス)、阿里巴巴集団(アリババ・グループ・ホールディング)系の金融会社アント・フィナンシャル、中国平安保険(などが出資する。昨年は中国ネット保険市場(自動車保険除く)でシェア31%のトップ。主に個人向けの保険を扱い、中でも医療保険を主力商品とする。
 
(提供:亜州ビジネスASEAN

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