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経済

2019年4月1日

セントーサ島に新施設、夕暮れ以降の客呼び込みを強化

 
 セントーサ島のアンダーウオーター・ワールド跡地で建設中の施設が「シロソ・グリーン」の統一名称で年内に営業を開始することが決まった。移動屋台を含む飲食店、商店、生演奏などが楽しめるイベントスペース、宿泊施設で構成しており、夕暮れ後のセントーサ島訪問者を増やす狙いがある。
 
 セントーサ開発公社(SDC)によると、島では音楽祭など夜間イベントを増やす。シロソビーチではバリ島で人気のバー「ルーマーズ・バー・アンド・グリル」が年央に開業し、ナイトライフに彩を添える。
 
 SDCのマーケティング責任者、リネット・アン氏は、セントーサ島が中央商業地区(CBD)に近いことから、オフィスワーカーを客としてもっと島に呼び込みたいと語った。年内に自動運転のバスを導入し、スマホでいつでもバスを呼び出し利用できるようにする。
 
 また、電気自動車シェアリングのブルーSGは島内の乗降地点を増やす。ブルーSGの電気自動車で島に乗り入れた客は入島料を免除される。
 
 チー・ホンタット通産担当上級閣外相は先にセントーサ島を視察した際、島は国内で最も訪問者の多い観光地の一つだが、夜間に客を呼び込む工夫がもっと可能だと客誘致努力を関係者に求めた。

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