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日系企業・社会

2019年3月28日

サプラが航空部品製造へ、日本企業2社と合弁

 
 石油・ガス掘削大手のサプラ・エナジーは26日、自動車部品製造の子会社であるサプラ・インダストリアルが日本企業2社と合弁会社を設立し、航空機部品製造に乗り出すと発表した。向こう5年で1億リンギ(約27億円)を投じ、クアラルンプール首都圏に工場を建設する。
 
 合弁会社の名称はサプラ・エアロスペース・テクノロジーズで、参画する日本企業は和田製作所(本社:愛知県清須市)とエアロ(本社:愛知県弥富市)の2社。ともに航空機の部品製造や組み立てで長い実績がある。
 
 工場は2万200平方メートルの敷地に建設し、2021年から航空機部品の製造や組み立てを本格化させる予定。見込み客はボーイングやエアバスなどの航空機メーカーや、航空機部品の1次サプライヤーなどで、マレーシアや日本、世界へ出荷するとしている。
 
(提供:亜州ビジネスASEAN

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