シンガポールのビジネス情報サイト AsiaXニュースTOP2月CPIは0.4%低下、燃料下落で2カ月連続下げ

経済

2019年3月25日

2月CPIは0.4%低下、燃料下落で2カ月連続下げ

 
 マレーシア統計局は22日、2019年2月の消費者物価指数(CPI)が120.8(2010年=100)となり、前年同月から0.4%低下したと発表した。マイナスとなるのは0.7%低下した前月に続いて2カ月連続。燃料価格の下落に伴う輸送費の低下が指数全体を押し下げた。
 
 CPI上昇率を品目別にみると、12品目のうちプラスとなったのは6品目。最も伸びが高かったのは家賃・水道光熱費で2.0%だった。次いで高かったのは外食・ホテルと教育でともに1.3%。これに酒・たばこが1.1%、食品・飲料が1.0%、家具・家庭用品が0.1%で続いた。
 
 一方、マイナスとなった6品目のうち、最も下げ幅が大きかったのは運輸でマイナス6.8%。これに衣料・履物がマイナス3.2%、雑貨がマイナス2.2%、通信がマイナス1.2%で続いた。ほか医療と娯楽がともにマイナス0.4%となっている。
 
 CPIは前月比で0.2%上昇。12品目のうち8品目がプラスで、家賃・水道光熱費と運輸がともに0.5%で最も高かった。一方、通信は前月から横ばい。マイナスとなったのは酒・たばこ、衣料・履物、雑貨の3品目で、それぞれマイナス0.1%だった。
 
(提供:亜州ビジネスASEAN
 

おすすめ・関連記事

シンガポールのビジネス情報サイト AsiaXニュースTOP2月CPIは0.4%低下、燃料下落で2カ月連続下げ