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日系企業・社会

2019年3月20日

住友商事、保険関連サービスのCXAに出資

 
 住友商事は、コーポレート・ベンチャーキャピタルの住友コーポレーション・エクイティー・アジアを通じて、企業向けにオンラインで保険販売・健康増進サービスを提供するCXAグループに出資したと発表した。新たな収益の柱となるビジネスの創出を目指す。CXAはほかにもタイやインドネシアなどの企業から出資を受け、総額2500万米ドルを調達した。
 
 CXAのサービスでは、顧客企業の従業員の健康診断データなどを一元管理のうえ、個人の特性に合った保険を紹介。従業員は自身に合った保険をオンラインで選択して加入できるほか、健康増進に資する福利厚生商品やサービスを購入できる。個人に合った保険が提供されることで、企業は従業員に福利厚生として提供する保険料の負担を抑えられる。
 
 CXAは現在、シンガポールや中国など20カ国、約600社向けにサービスを提供している。同社の13日発表によると、今回の資金調達では住友商事のほか、タイの生命保険大手ムアンタイ生命保険やインドネシア国営通信テレコムニカシ・インドネシア、シンガポールの通信最大手シンガポール・テレコム(シングテル)などから総額2500万米ドルの出資を受けた。アジアでの事業拡大などに充てる。
 
(提供:亜州ビジネスASEAN
 

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