航空部品のボス、ペナンで工場開設

 
　航空部品メーカーの地場系ボス・エアロシステムは8日、ペナン州のブキットミニャック工業団地で工場の開所式典を行った。航空エンジンや電子機器、降着装置などを製造する。ニュー・ストレーツ・タイムズなどが伝えた。
 
　工場の面積は5389平方メートル。1000万リンギ（約2億7000万円）を投じた。航空機部品の製造のほか、現地の大学や研究機関と連携して労働者の育成も行う。
 
　同社はペナン州の別の場所で第2工場の建設も進めており、今年末の完成を予定している。
 
　開所式典に参加したマレーシア投資開発庁（MIDA）のアズマン・マフムド最高経営責任者（CEO）によると、マレーシアの航空宇宙産業はここ10年以上、年率5％のペースで成長している。
 
（提供：亜州ビジネスASEAN）