2輪のMフォース、近隣国に電動スクーター輸出へ

 
　地場系バイクメーカーのMフォース・バイクは、新たに代理店契約を獲得した中国メーカーの電動スクーターをベトナムとインドネシアに輸出する計画だ。国営ベルマナ通信が4日付で伝えた。
 
　同社は中国の電動バイクメーカーであるNIUの東南アジアにおける独占販売権を取得し、組立生産も開始した。既に昨年12月にはタイに200台以上を輸出しており、年内にベトナムとインドネシアへの出荷を開始するとしている。
 
　Mフォース・バイクによれば、NIUの電動スクーターはその環境性能の高さから欧州で最も人気があるモデルの一つ。一方、マレーシアでは月100台が売れており、Mフォースは国内外で500台の販売を目指す。
 
　NIUの電動スクーターには、独ボッシュ製のモーターとパナソニック製のバッテリーを搭載。車体重量は10キログラムと軽く、1回のフル充電（約6時間）で70キロメートルの走行が可能。マレーシアでの価格は8800リンギ（約24万円）となっている。
 
（提供：亜州ビジネスASEAN）