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2019年3月6日

車両の盗難被害、昨年は25%減の1.2万台

 
 マレーシア損害保険協会によれば、自動車とバイクを合わせた2018年の車両盗難被害数は1万2496台で、前年から25%減少した。政府機関や保険会社が対策を打つ中で近年は減少傾向にあり、16年と17年はともに前年から17%減っていた。ザ・スター・オンラインなどが伝えた。
 
 自家用車の盗難被害数は21%減の4817台。車種別の上位10位は国民車プロトン、同プロドゥア、トヨタのモデルが占めた。最も多かったのはプロトンのセダン「ウィラ」で534台。次いで同社のセダン「イスワラ」が434台、トヨタのピックカップトラック「ハイラックス」が414台、プロドゥアの小型ハッチバック「カンチル」、同「マイヴィ」が258台で続いた。
 
 一方、バイクの盗難被害数は前年比28%減の7005台。商用車は26%減の674台だった。
 
 2016年1〜6月のデータによれば、マレーシアの盗難被害数は世界で6番目に多かった。こうした中、政府機関と保険会社は対策に向けて協力。17年10月には車両の盗難防止システムが不振行動を感知した場合、所有者だけでなく保険会社に通知が行くシステムを開発しており、こうした対策が近年の被害数の減少につながっているとみられている。
 
(提供:亜州ビジネスASEAN

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