昨年のサービス業の収入は7％増、情報・通信と金融がけん引

 
　シンガポール統計局の2月27日の発表によると、昨年のサービス業の収入は前年より6.8％増加した。収入指数（卸売り・小売り、宿泊、外食を除く）は2014年を100として、119.7だった。
 
　第4四半期の収入は前年同期比4.1％の増加に鈍化した。第3四半期は7.2％の増加だった。
部門別では情報・通信部門の収入が7.2％増と最大の増加率だった。次いで金融サービス・保険が6.9％増、運輸・倉庫が6.1％増、医療・社会サービス部門が5.4％増だった。
 
　収入が減少したのは教育部門とレクリエーション・個人向けサービス部門で、それぞれ2.6％、1.3％の減少だった。
 
　前期比では第4四半期のサービス収入は2.2％の増加だった。