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経済

2019年2月23日

1月CPIは0.7%低下、燃料下落で9年ぶり下げ

 
 マレーシア統計局は22日、2019年1月の消費者物価指数(CPI)が120.5(2010年=100)となり、前年同月から0.7%低下したと発表した。マイナスとなるのは09年11月以降初めてで、約9年ぶり。燃料価格の下落に伴う輸送費の低下が指数全体を押し下げ、前月のプラス0.2%からマイナスに転じた。
 
 CPI上昇率を品目別にみると、12品目のうちプラスとなったのは5品目。最も伸びが高かったのは家賃・水道光熱費で2.0%だった。次いで高かったのは外食・ホテルで1.2%。これに酒・たばこが1.1%、食品・飲料が1.0%、教育が0.9%で続いた。
 
 一方、マイナスとなった7品目のうち、最も下げ幅が大きかったのは運輸のマイナス7.8%。これに衣料・履物がマイナス3.3%、雑貨がマイナス2.4%、通信がマイナス1.2%で続いた。ほか医療がマイナス0.5%、娯楽がマイナス0.4%、家具・家庭用品がマイナス0.3%となっている。
 
 CPIは前月比でマイナス0.5%。12品目のうち9品目がプラスで、食品・飲料と雑貨が0.4%で最も高かった。一方、運輸がマイナス5.5%で最も低下した。
 
(提供:亜州ビジネスASEAN

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