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経済

2019年1月30日

昨年の乗用車販売台数は13%減、超高級車は13%増

昨年のシンガポールの乗用車(新車)販売台数は8万281台で、前年より12.7%減少した。一方、価格75万Sドル(約6,113万円)以上の超高級車の販売台数は216台で、同13%の増加だった。

 

超高級車の販売台数はこの10年間、着実に増加しており、南洋ビジネススクールのザファル・モミン准教授は、シンガポールには数千人の超富裕層がおり、今後も超高級車の販売は増加すると予想している。

 

超高級車のうち販売台数1位はベントレーで15%減の61台。2位がランボルギーニで111%増の38台。以下はフェラーリ(37台)、ロールスロイス(31台)、アストンマーチン(26台)、マクラーレン(23台)。

 

一般の乗用車では、ホンダ車が6%減の約15万台で首位。トヨタは28%減の1万3,817台で2位に後退した。メルセデスベンツが7,122台で3位。

 

韓国の現代が72%増の6,540台で4位に浮上した。以下は、マツダ、BMW、日産、起亜、三菱、スバル。起亜は2%増だった。日本車は全て前年を下回った。

 

モミン氏は現代の躍進について「客はブランドに固執しない。購入意欲をそそるモデルが売り出されれば飛びつく」とコメントした。

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