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経済

2019年1月29日

昨年のチャンギ空港利用客、過去最多の6,500万人超に

チャンギ国際空港を昨年、利用した旅客(乗り継ぎ客を含む)は6,500万人を超えたもようだ。1日当たり18万人が利用した計算になる。

 

2017年の空港利用客は6,220万人。昨年1~11月の利用客は5,950万人だった。業界専門家は、旅客増は今年も続くと予想している。

 

第1ターミナルと直結した10階建て商業施設「ジュエル」の3月末の開業、運航便数の増加が理由だ。

 

ジュエルは、空港を運営するチャンギ・エアポート・グループ(CAG)と不動産大手キャピタランドの合弁事業。熱帯地方の空港であることを強調した設計が特徴の施設で、280余りの飲食店や小売店が入居する。第2、第3ターミナルともエアコンの効いた連絡通路で連結する。

 

ジュエル開業でチャンギ空港の魅力が増すとCAGは考えている。また豪州と欧州を結ぶ路線の乗り継ぎ空港としての、チャンギの利用者増も期待している。

 

輸送能力増強では、シンガポール航空(SIA)とグループ会社のシルク・エアー、スクートは前年比7%の増強を計画している。

 

アナリストは、インド、中国便の増加も予想している。

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