シンガポールのビジネス情報サイト AsiaXニュースTOP中国は引き続き最大の貿易相手国、投資誘致も積極化

国際

2019年1月24日

中国は引き続き最大の貿易相手国、投資誘致も積極化

【クアラルンプール】

オン・キアンミン副通産相は1月22日、米中貿易戦争が貿易に影響を及ぼしても、中国は引き続きマレーシアの最大の貿易相手国である可能性が高いとの認識を示した。

 

昨年の外国貿易は、前年比6.2%の増加で、中国との貿易は8.5%の大幅増だった。うち輸出が11.3%増、輸入が6.3%増だった。

 

フォーチュン誌に掲載されている中国上位企業500社のち、マレーシアに拠点がないのは300社で、マレーシアとして投資先としての魅力をこれらの企業に訴え誘致を目指すという。

 

昨年1~8月の中国からの製造業への直接投資(認可ベース)は約156億リンギ(約4,132億円)で、50%以上は5月のマレーシア総選挙の後だった。オン氏は「新政府の下でのマレーシア経済に対する信頼を示すもの」と強調した。

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