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2019年1月15日

ジョホールバル~シンガポール快速鉄道、「24年末の開通は困難」

 ジョホール州ジョホールバルとシンガポール北部のウッドランズを結ぶ快速鉄道(RTS)計画が遅れており、シンガポール運輸省は、当初合意された2024年末の開通は困難との認識を示した。

 

 シンガポール運輸省の議会答弁によると、事業推進母体として両国の合弁会社が18年6月までに設けられ、9月末までに運営会社指名が行われる予定だったが、マレーシア側が合弁パートナーを指名できず、合弁会社設立に至っていない。

 

 シンガポールを訪問したアズミン・アリ経済問題相は同国のコー・ブンワン運輸相とこの問題を協議。コー氏はフェイスブックへの投稿で、RTSが実現すれば連絡橋の混雑も緩和されると、事業の迅速な実施に期待を表明した。

 

 アズミン・アリ氏はビビアン・バラクリシュナン外相とも会談。2国間関係を強めることが双方の利益になるとの意見で一致した。

 

 両国運輸大臣会談は1月24日の実施で合意した。領空問題を協議する。

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