コワーキングの米ウィーワークが参入、KL中心部に開設

【クアラルンプール】　起業家向けのコワーキングスペースを提供する米ウィーワークがマレーシアに参入した。クアラルンプール市中心部にあるエクアトリアル・プラザの5フロアに施設を整備。来年初頭、運営を始める。

ウィーワークのトゥロチャス東南アジア地域社長によると、ダマン・ランドに立地先の選定を委託した。今後、クアラルンプールの中心部以外、またほかの主要都市にもコワーキングスペースを整備する。

エクアトリアル・プラザのスペースに対する需要は高く、オンライン資産運用プラットフォームのスタッシュアウエーの入居が決まっているという。

ウィーワークは域内で既に、シンガポール、ホーチミン、マニラ、ジャカルタ、バンコクに進出している。

エクアトリアル・プラザの料金は、通常デスクが月950リンギ（約2万6,000円）、専用デスクが同1,150リンギ（約3万1,000円）、プライベートオフィスが1,200リンギ（約3万2,500円）。

ウィーワークにはソフトバンクが5億米ドル（約563億5,000万円）を出資している。