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経済

2018年11月7日

シングポスト、荷物受け取りネットワークを拡大へ

郵便のシンガポール・ポスト(シングポスト)は11月5日、電子商取引の注文品の受け取り場所を複数の選択肢から選べる、東南アジアをカバーする域内ネットワークを構築すると発表した。

 

宅配サービス、荷物保管ロッカー、受け取りポイントを一つのプラットフォームに統合する。これによりシングポストのシンガポール国内の受け取りポイントは1,700カ所と、国内最大になる。

 

客は配送途中の荷物を、外国を含め別の受け取り地点に再指定することも可能だ。シングポストはプラットフォーム構築に向け、小売業者、物流業者と協議を持っており、詰めの段階に入っている。

 

電子商取引サイトと物流業者との提携では最近、電子商取引のラザダが、輸送会社のニンジャ・バンおよびセブン・イレブンと合意しており、ラザダで買い物をした客はセブンのほとんどの店舗(350店余り)で荷物を受け取ることができる。

 

シングポストは既に、荷物の受け取り、返却、発送ができるPOPステーションを国内160カ所に設けている。

 

シングポストは同日、荷物の配送状況が追跡でき、書留郵便の電子署名も可能にするサービスを開始した。近距離無線通信技術を利用する。

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