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日系企業・社会

2018年11月2日

“燕三条” ブランドを発信、東急ハンズでフェア始まる

東急ハンズオーチャード店の「ザ・ジャパン・ディファレンス」コーナーで11月1日、燕三条フェアが始まった。洋食器や刃物など世界屈指の技術力を誇る町工場が集積する新潟県燕市と三条市の工業製品を、「燕三条」ブランドを前面に打ち出し、シンガポールの店舗内でアピールするのは初の試みとなる。

 

 

今回、販売されているのは、家庭用のケトルやコーヒーミル、ビアマグ、スプーンやフォークなどの食卓製品、またハサミなどのステーショナリーを中心に15社38商品。早速シンガポール人や欧米人が興味深そうに手に取り、購入していた。

 

燕市と三条市が出資する第3セクター・燕三条地場産業振興センターの酒井利昭次長兼海外支援課長は「燕三条という地域ブランドを確立するとともに、(ノーベル賞の受賞パーティーで使用されているような)最高級品だけでなく、圧倒的大多数の優良商品もシンガポールの方々に知っていただき、実際に手に取っていただくことで、手頃な価格帯でありながら、高品質な商品の販路を拡大していきたいと思っている」と企画の狙いを説明するとともに、「売上の良いものは定番商品にしていきたい」と意気込みを語った。

 

燕三条フェアは、30日(金)まで開催される。

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